リノベーション
【和室→洋室】30代新婚さん向け、全面リノベーション 大阪府
全面リノベーションの概要と施工箇所
全面リノベーションをさせていただいたマンションは、大阪市東成区にあるMマンション。築年数は32年で、面積はちょうど70平米ありました。費用は税込368万円で、工期は4週間いただきました。
施工箇所においては、設備はすべて入れ替えさせていただきました。キッチンはクリナップ「ラクエラ」への取り替え、システムバスはリクシル「リノビオ」への取り替えを行っています。
また、洗面化粧台、タンクや便座などのトイレ一式、給湯器の取り替え、洗濯機パン、蛇口、水まわりの設備もすべて一新。
リビング、トイレ、洗面所、洋室2つの建具(ドア)も取り替えています。また、洋室2つと廊下にはフローリングの張り替えを、和室には畳とふすまを新調しています。
さらに、今回の全面リノベーションのポイントである「和室から洋室への変更」も行いました。
和室から洋室へ変更し、ナチュラルに演出
もともとお部屋の間取りは3LDKで、3つある部屋のうち、和室が2部屋ありました。もう1部屋は洋室でした。
近年のリフォームの流れや生活する導線を考えた結果、リビングの隣にある和室の1部屋を洋室にするというご提案をさせていただきました。また、フローリングや建具を明るい茶色でまとめることで、30代のご夫婦をはじめ、どなた様にも好印象を与えられるよう、ナチュラルテイストに仕上げることを考えました。
築年数である32年前を考えると、畳の部屋がメインでまだまだ「和」のテイストが好まれていたように思います。たとえば寝るスペースならベッドよりも布団、といったように。そんな和の習慣が欧米化にともない、畳よりもフローリング、和室よりも洋室が好まれるようになっていきます。
ただ、今回和室を1部屋残したのは、日本らしさを残すことも必要だからと考えたからです。畳があると、私たち日本人はやっぱりほっこりしますよね。和室があると、こたつを敷くといった団らんの時間も生まれます。
和室から洋室にリノベーションする施工のポイント
和室から洋室に変える際には、畳をめくってコンクリートが雑な仕上がりになっていないかなどをチェックする必要があります。畳をめくったときにモルタルがざらざらしていたり、でこぼこしていることが多いため、注意しなければなりません。
でこぼこしているところにフローリングを敷くわけにはいきませんので、今回は左官屋さんにお願いして床を平らにしていただき、それからフローリングを張りました。
今回はコンクリートの上にボンドで直張りしています。フロアの端からカットし、はめ込んでいく手順となります。もちろん、フローリングにはクッション材が入っているため遮音性があり、下の階にも足音などが響きにくくなっています。
ご依頼主様のお声
ひと言でいうと、「大喜び」していただけました。そして、さっそく次の物件のご依頼も。実は施工中に入居者様も決まり、本当によかったです。
和室を洋室に変更するなど、おしゃれなリフォームを実現!
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