お客様の声・施工事例

■マンションリフォームのポイントは、フローリングと建具

大阪市内の中古マンションを購入された30代の男性から、リフォームのご依頼を受けました。リフォームについてのご要望は、1室ある和室を洋室にすることと、その部屋とリビングのフローリングを新しく張ること、建具をすべて取り換えること、キッチン、浴室、洗面所、トイレなどの水周りを一新することでした。

リフォームのポイントとして、特にこだわりをお持ちだったのが、フローリングと建具です。マンションのフローリングによく使われるのは、遮音性を高めるためのスポンジなどが入った合板の上に、本物の木を貼った複合フローリングです。しかし、本物の木だけで作られている無垢材のフローリングを使いたいというご希望でした。

■ショールームを見てまわった無垢材のフローリング

無垢材のフローリングは、素材となる木の種類も多く、実際にその上を歩いてみないと、踏んだ時の床の硬さや感触が分かりません。そこで、カタログで調べるだけでなく、一緒にショールームを見てまわり、自分の足で歩いてみて、気に入ったものを選んでいただきました。工事の際には、遮音性を担保するために、フローリングの下にクッション材を敷きました。

玄関のある土間から廊下、キッチンへ続く床も、個性的でスタイリッシュです。土間と廊下は段差がなくフラットなので、まるで外国の住宅のような雰囲気を漂わせ、壁づけの黒い折りたたみ椅子は、利用価値が高いだけでなく、アクセントにもなっています。

また、土間から廊下、キッチンの床には人工大理石を用いています。キッチンは、圧迫感があるということでしたので、前の壁を取り払って、開放感を出しました。キッチンとリビングの床もフラットに続いていますが、素材が人工大理石から無垢材フローリングへと変わることで、奥行きを感じることができます。

■マンションでも可能にしたワイドなスライド式間仕切り

リビングと洋室を間仕切る建具は、開けた時に端から端までオープンになるようご希望されました。通常のスライド式間仕切りの場合、左右どちらかに建具を収納するための壁を作ります。今回のケースでは、建具を洋室の収納スペースの脇にスライドさせることによって、収納壁がなくても、違和感なくオープンにすることが可能になりました。ただ標準サイズよりもふた回りほど大きい枠と建具が必要となり、建具は特注しました。

引っ越された後、リフォームの内容について、「暑い夏に帰宅した時には大理石の上を歩くと涼しくて気持ちがいいし、無垢材のフローリングは冬には温かくてとても居心地がいい。理想通りのリフォームで良かった。」という評価をいただき、お付き合いが今も続いていることは、大きなやりがいとなっています。

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※施工前、施工後は下記の画像をご覧ください。
(一段目)施工前、(二段目)施工後